【スイング診断】当講義コメント欄のやり取りから、湯原のスイング指導を受ける機会を得、愛知県在住の聴講生。送られてきたスイング動画、一見、ゴルフ歴2年めには到底思えないが……《第180回》

ゴルフ スイング

人の振り見て我が振り直すシリーズ。スタッフ版を除くと、実質第2弾となります。この企画は、まず動画で送られてきた聴講生のスイングを湯原プロが観察するシーンから始まるわけですが、ぜひ、皆さんもティーチングプロになった気分でご覧下さい。もし自分に問われたら、どこをどう直すようにアドバイスするか⁉ 当然、筆者(伊藤)もそのような観点で、いの一番にスイングを拝見しました。以下、そのときの感想です。「なんだよ、全然いいスイングしてるじゃん。どこも直す必要ないでしょ、これ。……えっ、マジ! ゴルフを始めてまだ2年なの? それでこんないいスイングできるの⁉ すげぇな」。
でも前回、第1弾のときも同じように、文句のないスイングだと思っていたのが、湯原プロが見ると「アドレスでこうしたら、もっと良くなる」との指摘(第170回の講義をご覧下さい)。それが筆者にとっても実に有効で、ショットの精度アップにつなげられました(^^)v だから今回も湯原プロにはきっと我々には見えないものが見えるんだろうな、と。すると「一つ大きな欠点がある」。えっ、どこ? あっ、そこか? あー、なるほど、勉強になる……となること必至の今回、どうぞ、お楽しみ下さい。

ゴルフ界随一の理論派プロ
 代名詞は切れ味鋭いアイアンショット
  東京国際大ゴルフ部監督
湯原信光
ゆはら・のぶみつ/1957年8月14日生まれ、東京都出身。レギュラーツアー通算7勝、シニアツアー通算1勝。東京国際大学所属
 7歳からゴルフを始め、74、75年と日本ジュニアゴルフ選手権制覇。日本大学櫻丘高校から日本大学経済学部に進学し、ゴルフ部へ入部。79年日本アマチュアゴルフ選手権を含む、27回の優勝を達成し、卒業後80年プロ転向。学生時代から定評のあった美しいスイングに磨きをかけ、日本を代表するショットメーカーとして君臨、一世を風靡した。
 特筆すべきはパーオン率の高さ。記録の残る85年以降2005年までの21シーズン中、19シーズンでベスト10入り。98、00、01年は1位に輝く。
 2013年7月、東京国際大学特命教授、および同大学ゴルフ部監督に就任。現役ツアープロがフルタイムで学生を指導する先駆者となった。
 ツアープロ、大学教授、ゴルフ部監督と“三足の草鞋”を履きながら22年4月、日本大学大学院 総合社会情報研究科 博士前期課程 人間科学専攻に入学。さらなるゴルフ理論を追究しつつ、入学5年後の博士号取得に向けて現在奮闘中。

《目次》
00:00 聴講生のスイング
02:32 改めて人物紹介
03:36 大きな欠点あり
04:50 さらに詳しく解説
07:18 始動が遅いのは…
08:47 練習場にて(ヒザ頭)

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