【スイング診断】とある聴講生が送ってくれたスイング動画。かなりの上級クラスに思われるが、さて、湯原が見ると⁉ ……実力レベル問わず、皆に有効な上達のポイントへと導いてくれた《第170回》

ゴルフ スイング

元々はアプローチの講義でコメントを下さったMさん。やりとりしているうち、自分「では直接、湯原プロにチェックしてもらいましょう」。Mさん「だったら、せっかくなのでアイアンのスイングで見てもらっていいですか?」。自分「どうぞ。では、要綱を送るので、それに従って動画を撮ってメガファイル便で送ってください」。Mさん「了解です。7番アイアンで打った動画を送ります」。……ということで今回の講義です。
それを自分、最初に見た時の印象。「何これ!? 別に直すところじゃん。十分だよ。こんなんじゃネタにならないなぁ……」。実際、ベストスコアが70と聞いて……。まぁ、そこは、やっぱ自分の目に正確だな、と悦に入ってしまいましたけどw。
結果、湯原プロの見立てに「へーぇ、あー、そこですか?」「なるほど、そう構えるんですか?」と再確認できたというか、自分にとってメチャ、プラスのレッスンを受けることができました。お陰様でその後、ショットの精度がワンランクアップ(と勝手に思い込めるほどです)。湯原プロはもとよりMさん、諸々有難うございましたm(__)m。

ゴルフ界随一の理論派プロ
 代名詞は切れ味鋭いアイアンショット
  東京国際大ゴルフ部監督
湯原信光
ゆはら・のぶみつ/1957年8月14日生まれ、東京都出身。レギュラーツアー通算7勝、シニアツアー通算1勝。東京国際大学所属
 7歳からゴルフを始め、74、75年と日本ジュニアゴルフ選手権制覇。日本大学櫻丘高校から日本大学経済学部に進学し、ゴルフ部へ入部。79年日本アマチュアゴルフ選手権を含む、27回の優勝を達成し、卒業後80年プロ転向。学生時代から定評のあった美しいスイングに磨きをかけ、日本を代表するショットメーカーとして君臨、一世を風靡した。
 特筆すべきはパーオン率の高さ。記録の残る85年以降2005年までの21シーズン中、19シーズンでベスト10入り。98、00、01年は1位に輝く。
 2013年7月、東京国際大学特命教授、および同大学ゴルフ部監督に就任。現役ツアープロがフルタイムで学生を指導する先駆者となった。
 ツアープロ、大学教授、ゴルフ部監督と“三足の草鞋”を履きながら22年4月、日本大学大学院 総合社会情報研究科 博士前期課程 人間科学専攻に入学。さらなるゴルフ理論を追究しつつ、入学5年後の博士号取得に向けて現在奮闘中。

《目次》
00:00 スイングチェック
01:49 モデルさん紹介
02:55 左ヒジの向きを…
04:46 両腕の正しい関係
05:42 ヘッドの挙動も…
06:46 コックも自然に…
07:54 練習場にておさらい
09:25 内旋もさせやすい

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