【試す価値あり】以前、湯原から教わった中に『ダウンスイングへの切り返し時、顔をボールに近づけるといい』とあった。でも、うん? これってどういうことだっけ? 再び教わる《第147回》

ゴルフ スイング

湯原プロもレッスンによるゴルフ雑誌連載時の資料を整理していたら『顔をボールに近づける』との大見出しが。えっ? 何だ? と読み返すと「ボールと自分の目の間隔を保持して振るには、逆にダウンスイング始動時、顔をボールに近づけるといい」と……。うーん、しっくり読めばなるほど、いかにも湯原理論っぽい、と納得するも、これはもう一回、あらため解説してもらったほうがいいな、と思い、今回の講義で。
ネタバレとなってしまいますが、湯原プロ、正直『顔をボールに近づける』のフレーズははっきりとは覚えてなかった様子。というのも、現在、前傾角度のキープ法には、第108回の講義であった『腰を引く』ほうがより良いとの結論を得たのでしょう。ただ、『地面反力』にはある意味、『顔をボールに近づける』は必須となるとのことで、飛距離アップを目指している人は試す価値ありです。その辺り、ご自身の中でも整理して頂きたく、どうぞ今講義、じっくりとご聴講下さいませ。

◆関連動画
《第108回》【前傾角度キープ】それなりにゴルフをしていれば、誰もが知っている“アドレスの時の上体の前傾をインパクトまで極力キープする”。でも、それをキープする方法って皆さん、ご存じですか?

ゴルフ界随一の理論派プロ
 代名詞は切れ味鋭いアイアンショット
  東京国際大ゴルフ部監督
湯原信光
ゆはら・のぶみつ/1957年8月14日生まれ、東京都出身。レギュラーツアー通算7勝、シニアツアー通算1勝。東京国際大学所属
 7歳からゴルフを始め、74、75年と日本ジュニアゴルフ選手権制覇。日本大学櫻丘高校から日本大学経済学部に進学し、ゴルフ部へ入部。79年日本アマチュアゴルフ選手権を含む、27回の優勝を達成し、卒業後80年プロ転向。学生時代から定評のあった美しいスイングに磨きをかけ、日本を代表するショットメーカーとして君臨、一世を風靡した。
 特筆すべきはパーオン率の高さ。記録の残る85年以降2005年までの21シーズン中、19シーズンでベスト10入り。98、00、01年は1位に輝く。
 2013年7月、東京国際大学特命教授、および同大学ゴルフ部監督に就任。現役ツアープロがフルタイムで学生を指導する先駆者となった。
 ツアープロ、大学教授、ゴルフ部監督と“三足の草鞋”を履きながら22年4月、日本大学大学院 総合社会情報研究科 博士前期課程 人間科学専攻に入学。さらなるゴルフ理論を追究しつつ、入学5年後の博士号取得に向けて現在奮闘中。

《目次》
00:00 顔をボールに近づける
01:00 実際は近づけない
02:17 “腰を引く”と同じ
03:00 メトロノーム対策
04:28 前半部、総括
05:32 練習場にて
06:37 地面反力とセット
07:43 改めて地面反力

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