【初心者に教える】友人、後輩、彼女、お子さん……「ゴルフを始めたい」と言われたら、あなたは何からどう教えますか? 「ゴルフって楽しいな」と思ってもらえるように導きたいものです《第201回》

初心者

表題の件、湯原プロの見解は「あー、なるほど」と実に納得できるものでした。自分、20代のバブル期よりこれまで「ゴルフやろうぜ」と、かなり多くの者を誘って、一緒に練習しつつ、いろいろとアドバイスしてきたタイプです。それが高じて、ゴルフ雑誌のレッスンページ担当にもなったわけですが……。まぁ、それはさておき、初心者にゴルフを教えるのなら、まずはやはりクラブの握り方から始めて、構え方、ボール位置……そしてクラブの上げ方といった流れになるでしょう。でも、湯原プロのご指摘、そうした教えってあまり良くなかったみたいです。じゃあ、何から? 「あー、なるほど」。とても勉強になる講義でした。
しかしながら、手元をあまり動かさずにヘッドを回すようにして打つ。要は、最も小さな振り幅でボールを弾く、といった教えのところですが……。そもそもゴルフスイングの原点であり、基本の形だろう、と湯原プロがおっしゃいたシーン。そこの“回す”といった感覚が、実は自分、まだ完全には掴み切れていないんです……。というか、湯原プロの実演を見れば、そんなに極端な動きでなくてもいいのかもしれませんけど……。うーん、そこはこの先、自分自身で的確な表現方法を探り、かつ、うまくパフフォーマンスできるように追究していこうと思っています。

ゴルフ界随一の理論派プロ
 代名詞は切れ味鋭いアイアンショット
  東京国際大ゴルフ部監督
湯原信光
ゆはら・のぶみつ/1957年8月14日生まれ、東京都出身。レギュラーツアー通算7勝、シニアツアー通算1勝。東京国際大学所属
 7歳からゴルフを始め、74、75年と日本ジュニアゴルフ選手権制覇。日本大学櫻丘高校から日本大学経済学部に進学し、ゴルフ部へ入部。79年日本アマチュアゴルフ選手権を含む、27回の優勝を達成し、卒業後80年プロ転向。学生時代から定評のあった美しいスイングに磨きをかけ、日本を代表するショットメーカーとして君臨、一世を風靡した。
 特筆すべきはパーオン率の高さ。記録の残る85年以降2005年までの21シーズン中、19シーズンでベスト10入り。98、00、01年は1位に輝く。
 2013年7月、東京国際大学特命教授、および同大学ゴルフ部監督に就任。現役ツアープロがフルタイムで学生を指導する先駆者となった。
 ツアープロ、大学教授、ゴルフ部監督と“三足の草鞋”を履きながら22年4月、日本大学大学院 総合社会情報研究科 人間科学専攻に入学。24年3月修士の学位を取得して現在、さらなるゴルフ理論を追究しつつ、博士号の取得を目指す。

《目次》
00:00 初心者に教える
01:41 “弾く”感覚を養う
03:34 大学の授業でも…
04:18 手首→ヒジ→肩の順で
05:22 握り方も自然に決まる
06:58 元々“弾く”は基本形
07:51 練習場にて
08:56 フォローでフェース左
10:31 徐々に振り幅を大きく

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