男子ゴルフのアメリカツアーで、日本で唯一開催される大会を前に、パリオリンピックで銅メダルを獲得した松山英樹選手が調整を行い、「メダルを取ってから初めての日本でのプレーでプレッシャーはあるが頑張りたい」と意気込みを語りました。
日本で唯一開催される男子ゴルフのアメリカツアー大会は24日から4日間、千葉県印西市で開かれ、今シーズン、海外メジャー大会で2勝をあげたアメリカのザンダー・シャフリー選手や、去年のこの大会を制した同じくアメリカのコリン・モリカワ選手など、アメリカツアーや国内ツアーから78人が出場する予定です。
この大会、3年ぶりの優勝をねらう松山選手は、今シーズン、アメリカツアーで2勝、通算10勝目をあげたほか、この夏のパリオリンピックでは日本男子で初めてのメダルとなる銅メダルを獲得する快挙を成し遂げました。
松山選手はオリンピック後、初めての日本での大会で22日の練習ラウンドでは、持ち味の正確なショットやアプローチの感触を確認したほか、グリーンの特徴をつかむため入念にパットを繰り返していました。
会見で松山選手は今回のコースについて、「ラフは長くないが密集していて、タフなコンディションだ。フェアウェイをキープしないと厳しい戦いになるのではないかなと思う」と印象を述べました。
そのうえで、「オリンピックでメダルを取ってから初めての日本でのプレーなので、同じようにいいプレーをしないといけないなというプレッシャーはある。この大会で優勝していることはいい思い出になっているし、日本でプレーすることは楽しみなイベントの1つなので頑張りたい。全力で戦っている姿を見てもらって、そのうえで結果がよければいいと思う」と意気