松山英樹の逆襲と苦闘:パット好調もドライバーが「左に行くミスが多い」と体調不良を超えて、年間王者への挑戦!

松山 英樹

松山英樹の逆襲と苦闘:パット好調もドライバーが「左に行くミスが多い」と体調不良を超えて、年間王者への挑戦!
——————————————————————–
2024年8月30日、米ジョージア州アトランタにあるイーストレイクゴルフクラブ。この伝統あるコースで、年間チャンピオンを決めるツアー選手権が開幕しました。松山英樹(32)も、この頂点を目指す戦いに臨みました。しかし、そのスタートは必ずしも順風満帆ではありませんでした。

松山英樹は、前週のBMW選手権で腰痛と風邪により第2ラウンドを棄権しており、その影響が懸念されていました。幸いにも、初日は腰の痛みを感じることなくプレーできたことに、松山英樹自身も「今日はプレーできたこと自体が嬉しかった」と喜びを表していました。しかし、スコアを1つ伸ばし8アンダーにまとめたものの、首位のスコッティ・シェフラーとは8打差の4位タイに留まり、優勝争いには少し不安が残る状況でした。

新ドライバー「ZXiLS」導入とその試練
松山英樹が今回のツアー選手権に挑むにあたり、特に注目されたのが新たに投入されたスリクソンの「ZXiLS」ドライバーです。松山英樹はこの新ドライバーに大きな期待を寄せていました。米専門メディア「GOLFMONTHLY」も、松山英樹のティーショットのパフォーマンス向上を期待していたと伝えています。しかし、現実はそう甘くはありませんでした。

第2ラウンドでは、松山英樹のドライバーショットが安定せず、特に左に曲がるミスが頻発しました。4番ホールでは、ティーショットが大きく左に逸れ、ボギーを記録。その後も、5番ホールでは右に曲がるミスショット、6番ホールではバンカーからの脱出に失敗し、連続ボギーを喫する結果となりました。松山英樹自身もラウンド後のインタビューで「どうにか修正しようとしたが、逆に悪化してしまった」と、無念の思いを語りました。

この新ドライバー「ZXiLS」の導入が裏目に出た可能性も指摘されており、特に腰痛の影響や練習不足が、この新兵器の真価を発揮させる妨げになっているのではないかとの見方もあります。
Video: https://youtu.be/RGPn4Ututjk