片山は臼井について「初めて会った時よりもうまくなっているのは明らかなので楽しみ。スイングはコーチがいるし、しっかりしたいいスイングをしている」と、技術に関しては口出しはせず、あくまでも「僕が分かることを伝えられたらいいと思っています。一日に1回でも2回でも助けになれば。あとは持っているものを引き出してあげるだけ」と、謙虚な姿勢だ。臼井麗香が片山晋呉と初タッグ 片山がキャディーをやるのは1990年「VISA太平洋クラブマスターズ」で尾崎将司のバッグを担いで以来34年ぶり。「フジサンケイジュニアで優勝して、お願いして実現した」と経緯を説明し、「その時のつなぎはまだ家にある。緊張しすぎて夕飯が喉を通らず1週間で6キロ痩せた」と、17歳だった当時を振り返る。尾崎は大会を2位で終えている。
前週「ニチレイレディス」で臼井は最終日を首位と2打差の4位から出て、「72」とスコアを伸ばせず14位タイに終わった。「ショックが大きすぎたので落ち込んでいる。もう嫌だって思って悔しすぎて途中で帰りたくなった」(臼井)という。最強の相棒と二人三脚で先週の悔しさを晴らしたい。