2018年「アジア・パシフィックアマチュア選手権」で優勝し、2019年には国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」で史上4人目のアマチュアVを果たした逸材も、プロ入り後は「ずっと苦しかった」と明かす。それでも、モットーである“一打集中”を胸に日々の努力を続けた結果、この日の歓喜を迎えることができた。
来年からは東北福祉大の先輩・松山英樹と同じフィールドに立つ。「練習や試合でご一緒させてもらうことも多いですが、すごく勉強になる。憧れでもあり、目標です」。ただ、これからは優勝を競うライバルだ。「成長を続けないと絶対に勝てない。一日一日が勝負だと思うので、頑張ります」と“打倒・松山英樹”を一つの目標として、これからも精進していく。
「諦めずにこうして頑張っていれば、チャンスをつかむことができる。でも、これからが本当の勝負。一日一日を大切にしながら、しっかり準備をして挑んでいきます」。日本の賞金王が満を持して新天地へと旅立っていく。