正球はすぐに見つかりましたが、ボールが置かれた状況は「誤球」よりもずっと悪く、アンプレヤブル(1罰打)とするしかありませんでした。しかも、周囲は「後方線上」にも、「ラテラル救済」にも、適当な救済エリアがありません。河野は仕方なく第2打をプレーした地点まで戻り、元の箇所からの打ち直しの救済を選択します。第2打を放った箇所(分からない場合は、推定される箇所)を基点に、その基点からホールに近づかない1クラブレングスの救済エリアにドロップすることになります。
河野はその救済エリアから第6打をプレーしますが、無情にもボールはグリーン手前のバンカーへ。
結局、このホールを7オン2パットの9打(通算15アンダー)。プロのトーナメントでは珍しい「クウィンティープルボギー でホールアウト。優勝争いから完全に脱落しました。