「グリーンで苦戦」渋野日向子は要警戒の下りを3度入れるも3パット2回

渋野 日向子

フェアウェイからウェッジで打ってもスピンがほどけるほど硬く、傾斜も強く下りのスピードが速いグリーンに苦戦した渋野日向子。初日は3バーディ・3ボギーのイーブンパー・41位タイで滑り出した。

アップダウンが激しいコースでショットはグリーンを捉えたが、乗ってからのパッティングがうまくいかない。課題としてあげるパーオンは「グリーンがなんせデカイから、ありがたいことに(笑)。乗るよね~、大きなミスしても」と14回成功も、距離を残す場面が多くパット数は「32」。カップになかなか沈まない1日だった。

1番からスタートし、2番のパー5でティショットを曲げてボギー。「そんなに深くは考えていなかったけど、次で3パットしちゃった」と、3番ではロングパットを寄せきれずに連続ボギーを叩いた。同じく17番も3パット。「ちょっとスライスラインを浅く読み過ぎて流れたので、そこで2回外しちゃった。ラインの読みはもう少し頑張らないといけない」と、ロングレンジのバーディパットからの失敗を悔やんだ。

それでも要警戒の下りのパットを決めるシーンも多かった。連続ボギーで2オーバーまで後退したあとの5番は奥から2.5メートル。15番パー5でも下りの3メートルをねじ込み、最終18番も3メートルの下りを決めた。「しびれるし、アンジュレーションやべーし、距離感も難しいし」というグリーン上で自信を深めれば、スコアが伸びそうな気配はある。

Video: https://youtu.be/F-1f6zzerJI