渋野日向子 復調気配8位! 2カ月ぶりトップ10「楽しかった」 笹生は猛追届かず
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5打差3位から出た渋野日向子(23=サントリー)は2バーディー、1ボギーの71と伸ばしきれず、通算10アンダーの8位で終えた。トップ10入りは8月のAIG全英女子オープン以来。直近5戦で4度の予選落ちのトンネルから脱出し、アジアへと向かう。笹生優花(21=フリー)は6位から1イーグル、6バーディー、2ボギーの66をマークして通算14アンダーの2位。ジョディ・シャドフ(34=英国)が通算15アンダーでツアー初優勝した。
最終18番を終えた渋野日向子は、白黒のウエアでコーディネートをそろえた同組の笹生と笑顔でハグをした。逆転でのツアー2勝目はならなかったが、約2カ月ぶりのトップ10に手応えを感じた4日間。「今年の初めより前に進めていると思えた。メンタル面も全然違った気がする。今日は楽しかった」とうなずいた。
5打差を追って出るも、4番でボギー先行。重苦しい雰囲気になりかけたが、9番パー3で第1打をグリーン右前に外しながら第2打を10センチにつけ、11番でもグリーン右前から1メートルに寄せてパーセーブ。「お~ってくらい難しいところから頑張った」と、アプローチでの粘りが終盤の2バーディーにつながった。
Video: https://youtu.be/TsCTe-EHsJQ