渋野日向子が練習のみ4時間30分の最終調整 「一歩進む」ためのシーズン残り2カ月へ
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気温30度を超える酷暑のなか18ホールを回った火曜日、水曜日から一転、肌寒さを感じるまでに一気に天候が変わった開幕前日のコースで、渋野日向子が最終調整を行った。会場では水曜日から2日間プロアマが行われたが、前日プレーした渋野の出番は、この日はなし。プロアマ出場者以外はコースを回れなかったため、練習場で“仕上げ”をする一日になった。
先週は3戦ぶりに予選を通過したばかりでなく、3日目を終えトップと1打差と優勝争いにも加わった。しかし最終日はショットの安定感を欠くなど「76」で失速。28位タイという結果に終わった。それについては、もちろん「悔しいラウンドでした」と振り返る。ただ「(初日からの)3日間は、いい内容のゴルフができていたと思う。ショットの感覚もちょっとずつよくなってきている」という手応えも感じられた。
そしてその4日間で得た課題が、今週も意識的に取り組む部分となる。「距離感、あとはフルショットした時の精度がもう少し」。コース入りした火曜日から、大粒の汗を流しながら18ホールの練習ラウンドを敢行。弾道計測器をコースに持ち込み、距離感をチェックする姿は普段と変わらない。前日のプロアマもフルラウンドになったが、体力面の問題はないと笑顔。「しっかりできる時間があるので、調整できたら」と、練習場のみの最終チェックも意に介さない。前日調整には、現地時間の午前11時頃から午後3時30分過ぎまで4時間30分ほどを費やした。
Video: https://youtu.be/QJBMabhZN3c