渋野日向子が姉妹でスポット参戦 アジア女子ツアー構想は実現するか
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インドネシアの首都ジャカルタにあるポンドックインダGCで行われる第1回「シモーネ アジアパシフィックカップ」。18日に開幕するこの試合は、アジアゴルフリーダーズフォーラム(AGLF)が設立したレディース アジアツアー(LAT)シリーズの第2戦として位置づけられている。
LATシリーズの第1戦は6月に行われた韓国女子ツアー(KLPGA)のナショナルオープン「韓国女子オープン」だった。第3戦の9月「ハナフィナンシャルグループ選手権」と第4戦「ハナバンク シンガポール女子オープン」もKLPGAのトーナメントとなる。2020年に設立されたばかりのAGLFは韓国・ソウルに本部を置いており、KLPGAやシンガポールゴルフ協会などとも連携しながらLATシリーズの拡大を図っている。2023年は7大会を予定し、24年からは1シーズン10大会の開催を目指しているという。
今回のジャカルタではリディア・コー(ニュージーランド)、ユ・ソヨン、キム・ヒョージュ(ともに韓国)、渋野日向子と4人のメジャー優勝経験者がフィールドを彩り、大会側の本気度をうかがわせる。特に東南アジア出身の女子ゴルファーにとって、新たなサーキットは魅力的に映っている。地元インドネシアのタティアナ・ウィジャヤは現在、米国3部ツアーにあたるWAPTに参戦中。「アジアでの(女子)トーナメントは少なく、キャリアを積むためには米国か欧州に行かなければならなかった。時間も費用もかかる。LATシリーズによって多くのチャンスが生まれる」と話す。
Video: https://youtu.be/cMdoXb2C8mI