渋野日向子は8オーバーでホールアウト、強風の中での苦境の戦い:意識が飛ぶほどの過酷な初日を振り返る

渋野 日向子

渋野日向子は8オーバーでホールアウト、強風の中での苦境の戦い:意識が飛ぶほどの過酷な初日を振り返る
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2019年の全英女子オープン覇者、渋野日向子は、再びゴルフの聖地セントアンドリュースに立ち、その名を刻むべく挑戦を始めました。しかし、彼女を待ち受けていたのは、予想を遥かに超える過酷な状況でした。風が吹き荒れるコース、冷たい気温、そして強風による影響で、彼女の集中力は次第に薄れていきました。「何をしているかわからないようなゴルフの状態と天候だった。意識が飛びました」と渋野は後に振り返っています。

第1ラウンド:苦境の連続

インコースからスタートした渋野は、11番、12番ホールで連続ボギーを叩きました。その後、14番と15番で連続バーディーを決め、一度は流れを取り戻したかに見えました。しかし、17番ホールでは痛恨のトリプルボギーを犯し、その後も強風に翻弄され続け、最終的に8オーバーでホールアウト。「ゴルフとしては1つもいいショットが打てていない。どうしたらいいのか、さまよいながらやっていた」と、渋野は肩を落としました。

強風との戦い

渋野が直面したのは、ただの風ではなく、リンクスコース特有の強風でした。特に、グリーン上でのパフォーマンスは大きな課題となりました。例えば、8番ホールでは1メートルのパーパットが強風に押され、カップを外れてしまいました。このような苦戦が続く中、渋野は「構えにくさもあったんですけど、なかなかそこは打ち切れなかったなと思います」と悔しさを滲ませました。

Video: https://youtu.be/cFaLeOltelA