渋野日向子、強風と寒さに挑む:ミス重ねるも笑顔で87位スタート 、カナダでの厳しい戦いと試練

渋野 日向子

渋野日向子、強風と寒さに挑む:ミス重ねるも笑顔で87位スタート 、カナダでの厳しい戦いと試練
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挑戦の舞台:アールグレイGC
2024年7月25日、カナダ・カルガリーのアールグレイGCで開催された米女子ゴルフツアー「CPKC女子オープン」の初日。渋野日向子は、強風と寒さに立ち向かいながらプレーを続けた。アールグレイGCは標高約1100メートルの場所にあり、普段よりもショットの飛距離が伸びる特異なコース。しかし、この日は気温が15℃近くまで落ち込み、前日との差は10度以上。風も強く、選手たちは極めて厳しいコンディションの中での戦いを強いられた。

苦戦の始まり
渋野日向子はこの日、2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの75を記録し、3オーバーの87位タイで出遅れた。前半は3番ホールでバーディーを奪い、1アンダーで折り返したが、後半に入ると流れが一変。10番ホールでダブルボギーを叩き、13番ホールでもボギーを記録するなど、スコアを崩してしまった。

「前半は耐えていたんですけど、後半はミスから流れが悪くなってしまって残念です」と語った渋野日向子は、強風と寒さに加え、距離感を掴むのが難しかったことを悔しがった。特に10番ホールからの連続ミスが痛手となり、ダブルボギーとボギーでリズムを崩した。その後もスコアを取り戻すことができず、18番ホールでもボギーで締めくくる結果となった。

ティーショットの重要性
この日のフェアウェイキープ率は35.71%(14ホール中5ホール)であり、特にティーショットの精度が課題となった。解説者の諸見里しのぶは「ティーショットが成功すると、次を狙うショットもより積極的に狙って行ける」と指摘し、ティーショットの成功がその後のショットに大きな影響を与えるとコメントした。強風の中でティーショットをフェアウェイにキープすることができれば、スコアを安定させることができるというのだ。

Video: https://youtu.be/dEnxp4LIpNw