渋野日向子は夢に見たレクシー・トンプソンと最終日に対決「彼女は私に素晴らしいイメージを与えてくれる」

渋野 日向子

渋野日向子は夢に見たレクシー・トンプソンと最終日に対決「彼女は私に素晴らしいイメージを与えてくれる」
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渋野日向子は、首位から4打差の5位タイで最終日に挑む。彼女の目標は逆転優勝だ。最終日にはレクシー・トンプソン(米国)、コ・ジンヨン(韓国)と同じ組で、午前10時5分(日本時間午前2時5分)にスタートする。

渋野は、史上4人目の日本人メジャー優勝を狙う山下美夢有や単独首位のエイミー・ヤン(韓国)らが最終組にいる中、その2つ前の組でティオフする。彼女は3週前の「全米女子オープン」に続く優勝争いに挑戦する。

第2ラウンド終了後、渋野はレクシーと同組になることを熱望していた。「レクシーと一緒に回りたい。自分が頑張って上位に行かないとと思っていた。(決勝で上位で回れたら)ギャラリーも多いだろうから嬉しい」。2日目は同順位で終えたが、3日目には渋野が最終組に入り、レクシーはその1つ手前の組に。そして最終日にその夢が実現する。

渋野が初めてレクシーと同組でプレーしたのは、日本開催の米ツアー2019年「TOTOジャパンクラシック」の初日だった。その時、渋野は「トンプソンさんは高校の時から憧れ。どれくらい(ドライバーで)置いていかれるのか楽しみです(笑)」と話していた。2022年の全米女子プロでも、チャーリー・ハル(イングランド)を加えた3人で予選2日間をラウンドした。

レクシーは全米女子オープン開幕直前に、今季限りでツアーから撤退することを発表していた。「それ(引退)もあって余計に」と、同組を切望していた。「自分にとっては昔から良いイメージを与えてくれる選手。一緒に回りたいと言っていたら、TOTOで同じ組になって。今季どこかで一緒に回りたいなと思ってた」。その機会がメジャーで、さらに優勝争いの中で訪れることになれば、より一層テンションが上がるに違いない。

レクシーは渋野と同順位から、10年ぶりのメジャー制覇を目指す最終日となる。「ファンのみんなを愛している。あしたはもっと多くのファンに応援に来てほしい」。最終日も熱い応援の声が、コースに響き渡るだろう。

Video: https://youtu.be/Hyi6nC91hec