“あの日”から1764日…渋野日向子、メジャーV争い控える心境は「キレイな吐き(笑)」 全英&全米制覇なら史上6人目の快挙
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首位と2打差のトータル3アンダー・4位で最終日に入る渋野日向子。3日目には、この日のトップタイとなる「66」をたたき出し、2019年の「AIG女子オープン」(全英女子)以来となるメジャー2勝目を視界にとらえた。
そんな3日目のラウンド中の心境について、報道陣の前で「吐きそう(笑)」と繰り返す。「緊張すると吐きそうになる。今までは調子が悪くて、ある意味吐きそうだったけど、これは“いい吐きそう”、“キレイな吐き”(笑)…すいません(笑)」。そう冗談めかすのも、渋野日向子らしい。
さらに、「初日とはまた違う吐きそう(笑)。楽しさもあるし、これ決めなきゃというパットでも…」と続ける。そのプレッシャーがどれほどのものかが、伝わってくるようだ。
不調にあえぐシーズンでは、ここまでスイング面などで試行錯誤を重ねてきた。「まさかこの位置で戦えると思ってなかった」とも言うが、それでも優勝圏内に入れば、「なんかこの位置だと、やっぱり(優勝を)考えざるを得ないですね」というのが本音だ。
前回の全英は、日本ツアーメンバーとしての勝利だったが、ここで勝てば3年目となる米ツアーメンバーとして初めてカップを掲げることになる。メジャー2勝以上を挙げているのは過去52人で、全英&全米タイトルを獲得すればアリヤ・ジュタヌガーン(タイ、16年全英、18年全米)以来、史上6人目の快挙となる。
Video: https://youtu.be/jCfHx7Ui1BE