渋野日向子らが実践 辻村明志「軸は感じるもの‼ ヘソで動けばスイングは崩れません」【四の五の言わず振り氣れ】

渋野 日向子

渋野日向子らが実践 辻村明志「軸は感じるもの‼ ヘソで動けばスイングは崩れません」【四の五の言わず振り氣れ】
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2007年の賞金女王・上田桃子を始め、吉田優利、そして「スマイルシンデレラ」渋野日向子などそうそうたるメンバーが集う「チーム辻村」。「スイング中は軸を保って振る」とは、昔から定番のレッスンのセオリー。でも、軸は目に見えない。辻村は「軸は感じるもの」だというが、その真意とは?

スイングの重要な概念のひとつに軸があります。これまで受けたレッスンや読んだレッスン書で、軸という言葉を聞いたことのない人はまずいないでしょう。

スイングは回転運動です。回転運動に軸が不可欠であることは間違いありません。ところが1軸か2軸かに始まり、その太さやどこに存在するのか、動くのか動かないのか、また軸はどうやって作るのか……重要である軸には多くの表現や考え方が存在します。それが多くのゴルファーを悩ませる原因にもなってきました。

そこでボクの軸に対する考え方を紹介します。まず軸は目に見えるものではありません。だとするとどこにあるのか、どう使うのか、どのように作るかを頭で考えるよりも、感じることが大事ではないでしょうか。ボクがアドレス時にイメージするのが、頭のテッペンにヒモのついた人形です。ヒモで頭を引っ張られることで、体の中に軸ができることが感じられます。

ちなみに一本足打法(左打ちで右足を上げて打つ)の元プロ野球選手・王貞治さんは、頭のテッペンから伸びた棒が、左足を通じて地球の中心まで届くイメージを描いたそうです。その辺は人それぞれでいいので、自分なりのイメージで軸を感じることが重要だと思います。

Video: https://youtu.be/EsP3kNNWrbc