渋野日向子、新たな挑戦!ゴルフ界の常識を覆すグリップの秘密とファンの熱い声援
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女子ゴルフの渋野日向子が「ゴルフ界の常識を変えるかも」と思わせた瞬間があった。
渋野は昨年6月の国内ツアー「宮里藍 サントリーレディス」で、野球のバットのようにクラブを握るベースボールグリップを採用して参加した。このグリップを試すきっかけは、初日のわずか4日前に父親から「やってみたら」と勧められたことだった。「意外といいじゃん」と感じ、気に入って取り入れたという。左手の親指付近を痛めていたため、その部分に負担がかからないようにとの意図もあったと見られる。
この握り方は少数派であり、一般的にはインターロッキングかオーバーラッピングのどちらかが主流だ。渋野はインターロッキングを用いてプレーしていたが、彼女自身は「長い目で見ている」と腰を据える姿勢を見せていた。このグリップで結果を出せば、影響力の大きい渋野がジュニアゴルファーに影響を与え、少数派のグリップが広がるのではと考えられていた。
しかし、わずか2試合で元のグリップに戻し、その後、この試みは記憶から消えていった。それから1年近くが経ち、渋野が米ツアーシード復帰を目指す今季、また新たな挑戦を見せるのか注目されている。
Video: https://youtu.be/eMuH4aDrx-4