渋野日向子は3オーバー発進で苦しみ74と出遅れ、厄介なグリーンに隠せぬ苛立ち 「入る気がしなかった」

渋野 日向子

渋野日向子は3オーバー発進で苦しみ74と出遅れ、厄介なグリーンに隠せぬ苛立ち 「入る気がしなかった」
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ボールが思うように転がらないポアナ芝に、渋野日向子はいら立ちを募らせた。「やばいっすね。イライラする」。日本勢トップスタートの午前7時37分に1番からティオフし、2バーディ、5ボギーの「74」。暫定カットラインを下回る3オーバーと出遅れた。

前週のメジャー初戦「シェブロン選手権」のザ・クラブatカールトン・ウッズと比べ、フェアウェイ、グリーンはコンパクトで狙えるスポットが狭い。それでも、フェアウェイを外したのは3ホールだけ、パーオン率は10/18(55.55%)をマークした。しかし、グリーンでうまくいかない。3番で左エッジから約8mをパターで沈めてバーディを先行させたが、4番(パー3)は手前5mのバーディパットがショート。いずれも約6mの下りラインだった5番、6番のチャンスもカップに届かない。「午前中でこれだったら午後はどうなるんだ」とため息が出た。

開幕前の火曜から2日間、パッティンググリーンで1時間以上かけて、前週と違う芝の感触を確かめてきた。「読み切れていないところもあったし、自分の打った感触もあまり良くないなっていう感じも。『入ってくれたら』と思うけど、打った瞬間から入らないなって」。転がるのか、跳ねるのか。惑わされる芝質にアプローチでもミスが目立ち、怒りをにじませる場面もあった。

Video: https://youtu.be/5Ph74ZPfnhs

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