今年は予選カットのある試合を4戦してすべて予選落ちだった渋野日向子(サントリー)が、初めて決勝に進んだ。前日は「今年1番ひどかった」というショットで76、101位と大きく出遅れた。プレー後はすぐ練習場に向かい、炎天の中、悲壮な顔でボールを打ち続けた。その成果が出て、第2Rはフェアウエーを外したのは2回だけ。グリーン上も24パットで収め、5バーディー、2ボギーの69で回った。通算1オーバーで49位。
「やっとなんか、今年のスタートラインに立てたという感じ。(マネジャーに)4アンダーで回りますって、宣言していた。弱い気持ちをずっと持ってるから、あまりよくないなと思って。上を目指さないとポイントも取れないし、今年の初稼ぎ、頑張ります!」。シブコの笑顔が久しぶりに戻ってきた。