「今年の初稼ぎ頑張ります!」 渋野日向子が「いつぶりですか」の60台で今季初の予選突破
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シェブロン選手権 2日目◇19日◇
夕方の最終9番ホールグリーン上。渋野日向子は2メートルのバーディパットを沈めると、ホッとしたような笑顔を浮かべる。このプレーで自身今季初となる予選通過を確実にするトータル1オーバーにした。「やっと今年のスタートラインに立てました」。ラウンド後のインタビューでも、その表情は晴れやかだ
初日を終え4オーバーの101位タイ。出遅れを取り戻したい第2ラウンドは、カットラインを行ったり来たりするしんどい時間が続いた。前半2つ目のバーディとなった18番で、一度は通過圏内の2オーバーまで戻したものの、左ラフからの2打目をグリーン左ラフに落とした1番をボギーとして再び圏外に落ちた。その後も3番で取っても、6番の3パットで失う展開が続く。
勝負所は2日間の平均ストロークが『4.555』で、難易度が最も低い8番パー5だった。予選通過まで1打足りない状況で迎えたここは、いわば“絶対にバーディが欲しい”場所。そしてその2打目は左手前のバンカーに入れたものの、3打目で2.5メートルまで寄せると、続くパットをねじ込んだ。
Video: https://youtu.be/Xuz1SWHf5Ws