渋野日向子の現在地 4年前に優勝した全英女子へ、状態は「上り調子の感覚はある」

渋野 日向子

渋野日向子の現在地 4年前に優勝した全英女子へ、状態は「上り調子の感覚はある」
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米女子ツアーの今季メジャー最終戦、AIG全英女子オープンがまもなく開幕する。注目は、4年前の2019年大会で頂点に立った渋野日向子。ここ最近は、日米のツアーを合わせて5大会連続で予選落ちするなど不振に陥っていたが、日本中を熱狂させた”思い出の地”での飛躍はあるのか。復調の兆しを見せたスコットランド女子オープンでの戦いぶりを踏まえつつ、彼女の現状を探る――。

「ちょっとずつ、上り調子になっている感覚はある。でも、欲深くならずに1ミリずつでいい。マジで、1ミリでいい……」

 スコットランド女子オープンの最終日をイーブンパーの「72」でフィニッシュ。最終的に通算7アンダー、16位タイで終えた渋野日向子は、自身の前進ぶりをそう口にした。

 初日、2日目と単独首位に立っていたことを考えれば、結果として優勝争いから脱落することになった決勝ラウンド。それついては、「ただただ、もったいない。昨日(3日目の「77」のラウンド)がもったいない」と悔しさを滲ませた。

Video: https://youtu.be/lcV5sy6H6Xc

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