シブコフィーバー再び!? 全英女子の会場「ウォルトンヒースGC」が日本選手と好相性な理由とは?

渋野 日向子

シブコフィーバー再び!? 全英女子の会場「ウォルトンヒースGC」が日本選手と好相性な理由とは?
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渋野日向子が勝った2019年以来のインランドコース開催
 10日開幕の米女子メジャー最終戦「AIG全英女子オープン」はロンドンに近いウォルトンヒースGCで開催される。同GCは海沿いのリンクスコースではなく内陸にあるインランドコース。「AIG全英女子オープン」の会場がインランドコースになるのは渋野日向子が優勝した2019年以来のことだ。

 男女を問わず「全英オープン」といえばリンクスコースを思い浮かべる方が多いのではないだろうか。実際、男子はすべてリンクスコースで開催されている。

女子は元来、インランドコースがメインだった。それが米女子メジャーになった2001年以降はリンクスコースの割合が一気に増えた。昨年までの開催22回中リンクスコースが17回でインランドコースが5回。インランドコースでの開催は数年に1回程度になっている。

 両タイプのコースの違いを簡単に説明しよう。リンクスコースはリンクスと呼ばれる海沿いの土地につくられたコースで高い樹木はほとんどない。海沿いだけに風が重要な要素となり、時には日本では経験できないような強風に見舞われることがある。

Video: https://youtu.be/c3u48RgrPgc