渋野日向子が考えるいいスイングの肝は“あばら” 「なるべく腕を力まないように」
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Danaオープン 事前情報◇12日◇
新スイングに取り組み始めた今季はシーズンも中盤にさしかかり、一定の手応えをつかんできている。途中には握りも変えたが、現在は通常グリップに戻し、欧州遠征前の一戦に挑む渋野日向子。例年バーディ合戦となる大会で、まずは予選通過を目指すことになる。
日本ツアー2試合は連続で予選落ち。その後は海外メジャー大会でも2戦連続で敗退した。都合4戦続けて週末に進めていないが、ここにきて一定の成果は出てきている。先週の「全米女子オープン」で予選落ちを喫したあと、土日は会場で練習。今週は火曜日に9ホール、水曜日にプロアマで9ホールとラウンドは少なめだが、「あまり悪い感触はない。去年も回ったコースなので、練習ラウンドから気合を入れなきゃという感覚ではない」と、力を入れすぎずに臨む。
左手の痛みに悩まされたが、その理由は腕に力が入りすぎていたためと分析。その気づきもあって体全体を使ったスイングに移行中。「なるべく腕を力まないようにとかそういうことを考えて。試合になるとまたプレッシャーがかかって難しいかなと思います。でも、先週とはまたちょっと気持ち的にも違うかなとは思うから、そのぶん頑張りたいなと思います」と、オハイオに入ってからのラウンドでも体を回す動きや、シャドースイングを繰り返しながらチェックを入れている。
Video: https://youtu.be/ugYIybPaF_s