渋野日向子は元の握りに再変更 深いラフ対策はフェースを開いて「逃げない。負けない。くじけない(笑い)」
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◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー第3戦 全米女子オープン
4年連続4度目出場で、2020年大会4位の渋野日向子(サントリー)は10番から9ホールの練習ラウンドで最終調整した。
試合前は海を望むリンクスコースで2・5ラウンドをこなし「楽しい。さすが全米女子オープンって感じですよ、難しいけど。ここにいられることがすごい。景色もすごくないですか? 自然の動物がラッコとアザラシといて…めっちゃかわいい」と笑顔でまくし立てた。
グリーンが小さいコースでラフが深く、外した時の対処が重要になる。「めちゃくちゃ難しいけど、頑張ってやるしかない。めちゃくちゃ(フェースを)開いて、頑張るしかない。『逃げない。負けない。くじけない』で。知らんけど(笑い)」と笑った。
今週からグリップを6月の2試合で見せた、左右10本の指全てを使って握るテンフィンガーから、左手人さし指と右手の小指を絡ませて握るインターロッキングに再変更した。渋野日向子は「戻しました。やっぱりスイングする中で、ここ(痛めている左手親指付近)に痛みが出ないようなスイング作りっていうのはしないといけない。これ(従来の戻したグリップ)の方がコントロールしやすい。(けがが)治ることが一番だけど、職業病だし付き合っていくとして、この痛みを利用してスイングできるようになればいい」と前向きに話した。
Video: https://youtu.be/bZa8VNPXe-g