一時帰国経て迎えるメジャーシーズン 渋野日向子の現在地と今後
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渋野日向子が米本土に戻り、今季メジャー2戦目に臨む。5月上旬の国別対抗戦「ハンファライフプラス・インターナショナルクラウン」後に帰国して、日本ツアー2戦を戦った渋野日向子。久しぶりの米ツアー、そしてメジャーに向けて入念な調整を行い、開幕を待つ。
日本で参戦した「宮里藍サントリーレディス」から取り組むテンフィンガー、いわゆるベースボールグリップもなじんできたころだが、まだ完全ではないと話す。大会前日の水曜日は朝からインコースをラウンド。その後は練習場に向かい、夕方近くまでデータをとりながらじっくりと打ち込みを敢行した。
「結果につながるには時間がかかるかなと思います」と長いスパンで自分のものにする構えだが、「試合でやり続けることが大事」。メジャー大会という大舞台でどのような結果が出るかは、今後に向けての目安となる。今年はスイング改造にも着手し、これについても道半ば。今週、そして翌戦の「全米女子オープン」での出来が、夏以降の戦いにとって一つの指標になっていく。
渋野日向子によれば、全米女子オープン翌週の「DANAオープン」にも出場予定。そして、1週空いてメジャー2戦を含む欧州転戦が控える。昨年は春先の優勝争いなどで早々にシードを決めたが、夏場に下降。それでも全英で優勝争いを演じるなど、徐々に持ち直した。そして米ツアー2年目となる今年。1年目の経験も生かし、ピークに持って行く方法やコンディショニングについてもプランを立てていた。
Video: https://youtu.be/mdkx34bjdYA