渋野日向子の国内2試合予選落ちも“器用さ”に光明あり?試行錯誤からの“新生・渋野”への期待値
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渋野日向子の悔しさにじむ表情、目には涙が浮かんでいるようにも見えた――。
先週の国内女子ゴルフツアー「宮里藍サントリーレディス」で予選落ちし、「2日間で良かったところはなかった。でも振れるので、それだけ練習できるところもある。伸びしろと思ってやります」と振り返った。
サントリー所属のホステスプロとして初日から気合い十分だったが、4日間のプレーは叶わず、決勝ラウンドの3日目には打席練習場に姿を見せ、青木翔コーチが見守る中で黙々とボールを打ち続けていた。その後ろには多くのギャラリーがその様子を眺めていたが、彼女を一目見ようと土日のチケットを購入したファンも多かったに違いなく、そのことを渋野日向子にも自覚はあったはずで、彼女なりの配慮もあったと思う。
それでも気になるところを確認、修正するために時間の許す限り、ショットの練習に取り組むのは、プロゴルファーとしては当然のことだろう。
今大会前、痛めていた左手は“腱鞘炎”と言っていた。「改善しつつある。長い目で見て治療を続けている」と正直に話すも、これは裏を返せば、痛みと戦いながらツアーに出続けるという意思表示にも受け取れた。
Video: https://youtu.be/UAi7LQLPGfM