渋野日向子、2戦連続で予選落ちは妥当!? それでも後半戦が楽しみな理由とは?【国内女子ツアー】

渋野 日向子

渋野日向子、2戦連続で予選落ちは妥当!? それでも後半戦が楽しみな理由とは?【国内女子ツアー】
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3週前の『ブリヂストンレディスオープン』に続き、『宮里藍サントリーレディスオープン』でも予選落ちを喫した渋野日向子。国内女子ツアーでさえ結果を残せないことに、渋野日向子ファンの多くは失望したかもしれない。しかし、心配はいらない。ようやく今後のゴルフに対して明るい兆しが見えてきたとも言えるからだ。

 正直、渋野日向子には申し訳ないが、今回の予選落ちは妥当と言わざるを得ない。なぜなら、大会5日前になって急きょグリップをインターロッキンググリップからテンフィンガーグリップに変えていたからだ。『ブリヂストンレディスオープン』で予選落ちした際、左手親指の付け根の治療やケアに集中すると語っていたが、そう簡単に治るとは思えなかった。実際、トッププロで同じところを故障した選手は少なくない。かつての丸山茂樹や伊澤利光、最近では松山英樹もその一人だ。特に丸山の場合は選手生命に及んだほどの重症だったが、今回の渋野日向子と同様にテンフィンガーグリップに変えたことで、クラブを振れるようになった。
 
 ここでテンフィンガーグリップとはどのようなものか説明しておこう。その名の通り、クラブを10本の指で握るグリップであり、別名をベースボールグリップという。まさに野球選手がバットを握る時と同じ握り方だ。親指をクラブの上で伸ばすことなく握れるので、親指付け根に加わる力も弱い。
Video: https://youtu.be/cvIVBVdaQpE