「宮里藍以来のすごさですね」23歳古江彩佳のショットを見たメーカー担当はなぜ言葉を失った? 渋野と笹生に続くメジャー制覇への期待感
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またも、あと一歩届かなかった。
5月24~28日にネバダ州シャドークリークGCで行われた「バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー」。日本勢でただ一人参戦した古江彩佳(23歳)は昨年に引き続き、決勝に進出した。最後はタイのパジャレー・アナナルカルン(24歳)に3&1で敗れたが、改めて勝負強さを証明した。
2021年から始まった同大会は、米女子ツアーの唯一のマッチプレー形式で、5日間合計7マッチ・116ホールで行われる。全64選手が4人・16グループに分けられ、3日間による総当たり戦で勝ち上がった各グループ1位がトーナメント方式で頂点を目指すというもの。
そんな長丁場の過酷な大会でも古江彩佳の存在感は際立っていた。グループステージは3戦全勝。決勝トーナメント1回戦と準々決勝は相手に先行を許しながらも逆転勝ち。準決勝はレオナ・マグワイア(アイルランド)にリードされながらも、粘りを見せて勝利をもぎ取った。
過去2大会の通算成績を振り返れば、戦績は11勝1分2敗。勝率78.5%とマッチプレーで圧倒的な数字を残している。
Video: https://youtu.be/KfNbz6Sy7iQ