つくり笑いでうまくなる! バウンスバックは笑顔と深い関係がある【ゴルフが整う自律神経のトリセツ】
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プレー中に緊張したり自信を失ったりすると、大抵のゴルファーは心身ともに固くなってしまいます。表情をこわばらせたままふさぎ込んでいたら自律神経のバランスは崩れ、プレーリズムも悪くなる一方です。
ラウンド中に落ち込んだときやピンチを迎えたときこそ、あえて笑顔を意識してはいかがでしょうか。笑顔によって自律神経が安定し、プレーの流れを取り戻すきっかけになることがよくあるからです。
■バウンスバック率とスマイルの関係
例えば、グリーン周りでザックリしたときや2~3メートルのバーディチャンスを外したときを想像してみてください。ミスへのいらだちから声を出したり、顔が険しくなったりします。それとともに交感神経が上がり、血管は収縮してスイングに変調を来し始めるでしょう。
でも、ここで早くに笑顔を取り戻せば自律神経もプレーリズムも早く立て直すことができるのです。2019年「AIG全英女子オープン」を制して“スマイルシンデレラ”と呼ばれた渋野日向子選手のバウンスバック率が高いのも笑顔と大いに関係がある、と私は考えています。
Video: https://youtu.be/aasobh08jCo