渋野日向子の”後輩”桑木志帆は父と二人三脚でツアー遠征。ジュニア時代からの「全力サポート」【女子プロ親子物語/桑木志帆】
———————————————-
ロープ外から娘を見守る父親。国内女子ツアーの試合ではよくある光景だ。女子プロの大半が父親の影響を受けてゴルフを始め、情熱的なサポートを受けてきた。2021年6月の最終プロテストに合格した20歳の桑木志帆(岡山御津CC)は4歳でクラブを握り、父・正利さんはその可能性を信じ続けてきた。当時からの二人三脚は、レギュラーツアーの場でも続いている。
娘は飛行機移動、父は北海道から鹿児島まで自家用車でサポート
ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ最終日。降りしきる雨の中、正利さんは濡れたコースメモにペンを走らせていた。
「初日からのプレー内容を書いています。マネジメント会社の協力も得て、本人が後でコースマネジメントを考えるようにするためにです」
これは今季からの取り組みだが、桑木の出場試合に帯同し、毎ラウンド18ホール歩くことはプロデビューの21年シーズンから続けている。暑くても寒くても、雨風が強くてもだ。
Video: https://youtu.be/Mu353IcNq08