日本代表、1勝もできず最下位敗退 渋野日向子「すごく貴重な経験ができた」【米女子ゴルフ】
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すでにB組の1次リーグ敗退が決まっている日本は、韓国と対戦。渋野日向子(24)=サントリー=と笹生優花(21)のペアは3&2(2ホール残して3ダウン)、畑岡奈紗(24)=アビームコンサルティング=と古江彩佳(22)=富士通=のペアは3&1(1ホール残して3ダウン)で敗れた。日本はリーグ戦通算5敗1引き分けとなり、最下位で終えた。B組はタイとオーストラリア、A組はスウェーデンと米国が最終日の決勝トーナメントに進んだ。
ここまで未勝利で、すでに決勝進出の望みが断たれている同士の日韓戦。日本は前日と同じ組み合わせで臨んだが、どちらも1度もリードすることなく、終始劣勢のまま試合を終えた。
参加8カ国で1勝もできなかったのは、日本だけ。他国は2人で闘うことを踏まえ、ミスが出ればそれをカバーし合うことを念頭にプレーを進めたが、日本はそれぞれがベストを尽くすことを目指した。結果的にそれが裏目に出ての5敗1引き分けだった。
リーダーの畑岡奈紗は「(日本代表は)みんな優勝経験者だし、自信を持ってできたチーム。でも、この大会に調子を持ってくるのは大変だった部分はある。今後はまた同じ米ツアーを戦う仲間として、みんなで上位争いできれば」と敗戦の弁。渋野日向子も「私は日の丸を背負うことも初めてだし、マッチプレーも初めてだった。すごく貴重な経験ができたし、今後に生かせることが多すぎた」と話した。
Video: https://youtu.be/V7H0vZFXlUY