「だまってラウンドは寂しいじゃないですか」 笹生優花が渋野日向子とのラウンドで見せた“オン・オフ”
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今年の全米女子オープン覇者として迎える3日間大会の初日を、笹生優花は2アンダー・51位タイで滑り出した。
その全米を2位で終えた渋野日向子とのラウンドは、午前組の10番から出たが、いきなりスタートホールで大きく左に出たショットが隣のホールに落ちた。しかしここは、高く上げたボールでグリーンをとらえ、パーオンに成功。きっちりとパーで滑り出した。
「大きなミスはなかったですし、ちゃんとリカバリーができてよかった」。この言葉にあるようにショットでミスが出ても、しっかりとその後のプレーでカバーしていった。最終9番パー5も、ツーオンを狙った2打目が、グリーン右に茂っているフェスキューのなかに飛び込むことに。それでも3打目を力ずくで出すと、寄せてパーをセーブした。
クセが強いポアナ芝のグリーンでは、ボールが跳ね、パットが思い通りの結果にならないこともしばしば。ただそこも「なかなか入らないので期待しているわけでもないし、結果的に近くまで寄せられれば」という気持ちで歩みを進めた。
Video: https://youtu.be/Hv18BH3895k