史上最高の175億円超! 潤沢な米女子ゴルフ、来季は“9名の日本人”が席巻!? あと一歩の畑岡奈紗、渋野日向子の再出発、サバイバル突破の新顔
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車窓に流れる景色に、びっくりしてレンタカーを停めた。
米国南部アラバマ州の南、モービルという街。ひっそりとした片田舎の風景に突然、「日本庭園」の文字が並んでいた。
静まり返った朝の“庭園”には確かに背の高い松の木や、蓮の茎がのぞく大きな池が。こちらのオープンスペース、地元の慈善団体によって運営されているらしい。
足元に石製の記念碑があった。「市原市・モビール市 姉妹都市締結15周年記念植樹」と刻まれている。市街でアジア人をほとんど見かけなかったこのエリアがまさか、千葉県の市原市と長くかかわっていたとは……。
11月末から12月初旬、当地で行われたのは米国女子ツアーのQシリーズ。翌シーズンの出場資格を争う3ステージに渡る予選会の最終ステージで、参加した104人が6日間108ホールの戦いに臨んだ。昨年までの8日間144ホール(2週に渡って実施。4ラウンド終了後に3日のオフがあり、2週目は同じアラバマ州内の別のコースで行われた)から短縮されたとはいえ、長丁場には変わりない。しかも悪天候により3日目が中止、順延となりゲームは結局7日間に及んだ。
vIDEO:https://youtu.be/wGoTCOGTxqQ