畑岡奈紗のプレーオフ惜敗に、渋野日向子の「10」も 過去の全米女子プロを振り返り
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女子プロゴルファー世界一決定戦ともいえる一戦が、米ニュージャージー州のバルタスロールGCで現地時間22日(木)に開幕する。「全米オープン」や「全米女子オープン」など数々のビッグトーナメントを開催してきたコースで「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」が開かれるのは初となる。
全米プロゴルフ協会(PGA)が2015年から主催に入るようになってから、本大会は米国を代表する超名門コースで開催されてきた。この流れは、選手たちも大歓迎。今回の舞台となるバルタスロールGCは1895年に設立。いまでも厳格なドレスコードが設けられ、ゲストがプレーすることはなかなかできない。
昨年は首都ワシントンD.C.近郊にあるコングレッショナルCC、21年はジョージア州のアスレチックC、20年はペンシルベニア州のアロニミンクGCと、米国を代表するコースが舞台。PGAが管轄する「全米プロ」や「ライダーカップ」で使用するコースが女子にも開放され、女子ゴルフの技術向上はもとより、地位向上にも寄与している。
そんな戦いは毎年、熱戦が展開されてきた。1977年には日本人としてはじめて樋口久子がメジャー制覇を成し遂げた。岡本綾子やそうそうたるメンバーが日本から参戦。好成績を残してきた歴史がある。
Video: https://youtu.be/osdGwhHJAAg