今季は好成績を残せていないが、国内メジャーでは無類の強さを発揮する原英莉花
かつて国内男子ツアーも茨城ゴルフ倶楽部で開催されていたのをご存じだろうか。ダンロップ国際オープン、ダンロップオープン、キリンオープン、アジアパシフィックオープンゴルフ選手権競技キリンオープンと大会名称を変えてはいるが、同ゴルフ場の東コースと西コースを使用していた。
その大会で最多となる4勝を挙げているのがジャンボ尾崎こと、尾崎将司だ。しかも、開催コースはすべて東コース。つまり、今年のワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップを開催しているコースなのだ。その相性の良さを引き継いだかのように、ジャンボに師事する選手が躍動した。
まずは5アンダーで単独首位に立った佐久間。スタートの10番ホールこそボギーを叩いたが、すぐに気持ちを切り替えると、12番から4連続バーディーを奪う。