「握る」ではなく「掴む」!飛ばす為のグリップのつくり方とは!?【『最長406ヤード! 浦大輔のゴルフ“かっ飛び”メソッド』より】

グリップ

飛ばしの5ポイント①グリップ『飛ばしたいなら4本指でつかめ!』【『最長406ヤード! 浦大輔のゴルフ“かっ飛び”メソッド』より】

飛ばすためのグリップのつくり方を説明しましょう。

まず左手は、人差し指から小指の4本の指で握る、フィンガーグリップにします。指の付け根付近でグリップする感覚です。
親指がグリップから離れた位置にあるため、親指の腹を上からグリップにあてがう形になります。4本指側と親指とで、反対方向から拮抗してグリップを固定する感覚です。

手のひらにはすき間がありますが、その空間を少し「つぶす」ようにしてグリップを完成させます。親指が短く見える、いわゆるショートサムのグリップになります。

手のひらがグリップに密着しない点について、「頼りない」と言う人がいますが、野球のボールを投げるとき、手のひらはボールから浮いているはず。すき間は気にせず、指先でグリップをしっかり握ることを優先してください。
逆に、手のひらを使って握るのは、飛距離が必要ないときのグリップです(パームグリップ)。つまり全番手、同じように握っているわけではないのです。
 
右手は、親指と人差し指の間をぴっちりと締めたときにできる「V字」がとにかく重要です。
このV字を左手親指の上にあてがってください。切り返しの際にクラブの重さを、左手親指とこのV字で受け止め、押し返します。インパクト付近でもこの2本でクラブを押し込みます。
逆に言えば、そうなるような手の向きでグリップをつくることが前提となってくるわけです。

このV字がきっちり締まっていれば、それだけでボールは打てます。ですから、このV字以外の右手については、実際どうでもいいといえます。
グリップは、通常「握る」と言われますが、それよりも「つかむ」とか「つねる」のほうがニュアンス的には正解なんです。

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