【グリップ】皆さん、長年ゴルフをされていても、ふと「あれ? グリップ(=クラブの握り方)ってホントにこれでいいのかなぁ?」と迷う時があるはず 当講義でどうぞ定期的なチェックを《第95回》

グリップ

どれだけいいスイング理論情報をゲットしても、アドレスが悪かったら、はたまた、変なクラブの握り方をしていては、何の役にも立たない公算が高い。ところがアマチュアゴルファーはアドレスやグリップを軽視している傾向にある。いつもだいたい同じように構えられ、グリップ(=クラブの握り方)に関しては、そんなに大きく変わるはずがない、と思い込んでいる人がほとんどだろう。しかし人間、そんなに毎回同じアドレスにはならない。それはキャリアを積んでいる人ほど理解できることだが、アドレスが変わればどうしたってグリップも変わる、ということに頭が回る人は少ない。
アドレス、グリップ……打つ前の準備。何もせずに放っておけば、狂いが生じます。ならば何をすべきか? 定期的なチェックを怠らないこと。 具体的には? ……当講義を欠かさず聴講するのが一番です。打つ前の準備ネタもまだまだある一方、既存のテーマを深掘りしたり、別角度から焦点を当てたりと、今後も不定期に配信して予定ですので、その都度、要チェックでいきましょう。加えて、たまには昔の講義を見直すのもお勧めですよ、マジで。

ゴルフ界随一の理論派プロ
 代名詞は切れ味鋭いアイアンショット
  東京国際大ゴルフ部監督
湯原信光
ゆはら・のぶみつ/1957年8月14日生まれ、東京都出身。レギュラーツアー通算7勝、シニアツアー通算1勝。東京国際大学所属
 7歳からゴルフを始め、74、75年と日本ジュニアゴルフ選手権制覇。日本大学櫻丘高校から日本大学経済学部に進学し、ゴルフ部へ入部。79年日本アマチュアゴルフ選手権を含む、27回の優勝を達成し、卒業後80年プロ転向。学生時代から定評のあった美しいスイングに磨きをかけ、日本を代表するショットメーカーとして君臨、一世を風靡した。
 特筆すべきはパーオン率の高さ。記録の残る85年以降2005年までの21シーズン中、19シーズンでベスト10入り。98、00、01年は1位に輝く。
 2013年7月、東京国際大学特命教授、および同大学ゴルフ部監督に就任。現役ツアープロがフルタイムで学生を指導する先駆者となった。
 ツアープロ、大学教授、ゴルフ部監督と“三足の草鞋”を履きながら22年4月、日本大学大学院 総合社会情報研究科 博士前期課程 人間科学専攻に入学。さらなるゴルフ理論を追究しつつ、入学5年後の博士号取得に向けて現在奮闘中。

《目次》
00:00 グリップ重要点
01:31 どう振ろうと…
04:55 握り方が違っても
06:34 握る強さは適切に
08:19 正しい構えありき
10:36 女子聴講生より

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