首位通過→ショッキングな週末を経て全英女子へ 渋野日向子「1ミリずつ行ければ」

全英オープン

首位通過→ショッキングな週末を経て全英女子へ 渋野日向子「1ミリずつ行ければ」
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◇米国女子◇フリードグループ スコットランド女子オープン 最終日(6日)◇

36ホールのストローク数は予選ラウンド「132」に対し、決勝ラウンドで「149」。渋野日向子は昨年「AIG女子オープン(全英女子)」以来となる首位で迎えた週末を悔しさいっぱいで終えた。

「ただただ、もったいない。きのうがもったいない」と繰り返した前日は「77」をたたいた。自己ワーストの日米ツアー5試合連続予選落ちを喫してから、1カ月も経っていない中での優勝争い。「1個のミスにすごい焦りだして…。突然来たチャンスを、自分でボロボロと(崩して)してしまったことに、ショックが大きすぎた」。ゴルフの内容だけでなく、テーマに掲げる冷静さを早々に失ってしまった自分がもどかしい。

一夜明けたこの日も、いきなり3連続ボギーと“最悪”のスタートだった。何とか踏みとどまれたのは、5番(パー5)のイーグル。残り250yd近いセカンドをアゲンストの風にも負けず3Wで届かせ、ピンそば4mに2オンした。「あれと15番(のバーディ)だけ、メッチャ打てた。(ほかのホールでも)あれくらい、打ちゃあいいのに」と自虐節が漏れたグリーン上。パーオン率72.22%(13/18)とまずまずの数字にまとめながら、チャンスで打ちきれずにパープレー「72」にとどまった。

Video: https://youtu.be/SpMb9S1vIXk