松山英樹「逆転したい気持ちがある」日本人初の年間王者を狙う ツアー選手権

松山 英樹

松山英樹「逆転したい気持ちがある」日本人初の年間王者を狙う ツアー選手権
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松山英樹が挑む2024年のPGAツアー最終戦「ツアー選手権」は、彼のキャリアの中で最大の挑戦となる。この大会は、年間王者を決定するための最終決戦であり、彼はトップから3打差という不利な状況から逆転を目指している。もし成功すれば、日本人初の年間王者として歴史に名を刻むことになる。

試練の連続: 腰痛との闘いとBMW選手権の棄権
松山英樹は、今シーズンのプレーオフシリーズにおいて順調な滑り出しを見せていた。フェデックス・セントジュード選手権では優勝し、ポイントランキングで3位に浮上。その勢いを持って臨んだBMW選手権の初日でも好調なスタートを切り、2位につける。しかし、第2ラウンドの開始前に、彼は思いがけない腰痛に見舞われることとなった。

「風邪も引いてしまい、その影響で腰だけでなく背中や首にも痛みが広がった。この状態でプレーを続けることは賢明ではないと判断した」と彼は述懐する。彼はリスクを考え、苦渋の決断を下して棄権することを選んだ。この判断は、彼の今後のキャリアにおいても重要な局面を迎えるものだった。

松山英樹の腰の状態は依然として完全には回復しておらず、50〜60%程度の回復に留まっている。「少しずつ良くなっているが、まだ不安は残る。しかし、ツアー選手権が終わった後は、プレジデンツカップと年内にもう1〜2試合しかないため、多少の無理をしてでも出場したい」と松山英樹は強い意志を示している。彼のこの意志は、ゴルファーとしてのプライドとファンへの責任感から来ている。
Video: https://youtu.be/e7WtjaeKbWM

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