かねて松山は、ツアーやメジャー大会での戦いを最優先させてきた。「プロゴルファーとしてやっていると、オリンピックがどういう感じなのかまだ分からない。サポート体制がしっかりしていれば、すんなり行きたいですと言えるんですけど」と、今大会及び次回大会(2028年ロサンゼルス五輪)を含む今後の改善を期待した。
松山は2016年「リオデジャネイロ五輪」を、当時ブラジルで流行していたジカ熱をはじめとする衛生環境を懸念して出場を辞退。21年の「東京五輪」で初めてオリンピアンとなり、3位で並んだ7人のプレーオフにより銅メダルを逃した。最後には「出るからには頑張りたいと思います。この調子、良い状態をキープして行けたらと思います」と意気込みを語った。
「パリ五輪」への出場を表明した松山英樹◇メジャー第3戦◇全米オープン 最終日(16日)◇パインハーストリゾート&CC パインハースト No.2(ノースカロライナ州)◇7548ヤード(パー70)