前向きになれた「幸せな時間」 渋野日向子は“ラストチャンス”へ渡米 「来週、本当に頑張らないと…」現在はボーダーラインの81位
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◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック 最終日
29位から出た渋野日向子は3バーディ、1ボギーの「70」と伸ばしきれず、通算12アンダー40位と順位を落として終えた。80位までが来季シードの年間ポイントレースは81位のまま変わらず、次週「アニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカン」(フロリダ州ペリカンGC)が“ラストチャンス”になる。 「いま自分ができることを全て出し切れるように頑張ります」と顔を上げた。
前半2番(パー5)で5mほどのバーティパットを打ち切れず、右奥のピンを攻め込んだ3番(パー3)もパー。4番でもアイアンで作った2m強の好機を生かせない。もどかしいプレーが続く中、5番で手前からアプローチを寄せた返しをミスしてボギーが先行した。「チャンスを外しまくって、ボギーが来ちゃったのはすごい残念だった」
2オンに成功した後半12番(パー5)で待望の初バーディ。5UTで1.5mにつけた16番(パー3)、231ydのセカンドを3Wで届かせた17番(パー5)の2連続バーディと後半に盛り返した。「いま自分ができる精いっぱいだったのかなとも感じますし、先週、先々週よりはすごく先が明るく感じる、前向きになれた4日間だったと思います」。ビッグスコアも望めるコースで満足とまではいかないが、4日間アンダーパーをそろえたのは2月の今季初戦「ホンダLPGA」以来シーズン2度目のことだった。
Video: https://youtu.be/eWgtSo_NutM