自己ベスト「64」の裏にもピンチはあり… 渋野日向子の窮地を救った“ファンタスティック”な一打

渋野 日向子

自己ベスト「64」の裏にもピンチはあり… 渋野日向子の窮地を救った“ファンタスティック”な一打
———————————–
フリードグループ・スコティッシュ女子オープン 初日◇3日◇

8バーディでボギーなし。渋野日向子がスコットランドの本場リンクスで躍動した。海から吹き込む強風の影響もあり、この日ボギーフリーだったのはわずか3人。そんなタフなコンディションのなか、今年の「ドライブオン選手権」の第2ラウンドに続く自己ベストタイの「64」をマークし、単独首位発進を決めた。プレー後に臨んだUSLPGAのインタビューでは、聞き手が興奮した様子で『ファンタスティックラウンド!』と表現したほどだ。

前半13番からの4連続バーディや、後半6番からの3連続バーディは圧巻。14、15番では50センチにつけたショットでスコアを伸ばしたかと思えば、8番では8メートルをねじ込んでのバーディと、まさに“やりたい放題”と言ってもいい内容だ。

スコアだけを見ると順風満帆な一日のようにも思える。しかし難関リンクスでピンチがなかったわけではない。実際に渋野日向子が“きょうのNo.1ショット”に選んだのは、8つ奪ったバーディのなかからではなく、しぶとくパーにつなげた一打だった。それが「流れを止めそうだった18番での4打目」だ。

Video: https://youtu.be/KaZ-k-fZRtM

タイトルとURLをコピーしました