“ガツガツ感なし”で米ツアー自己ベスト「64」 渋野日向子は32ラウンドぶりノーボギー
—————————————————-
8バーディ「64」は3月「LPGAドライブオン選手権」2日目と並ぶ米ツアー自己ベスト。ボギーなしでのプレーも同じ試合の3日目以来、日米を通じて32ラウンドぶりだ。数字的には“会心”でも渋野日向子は「ノーボギーはちょっとビックリ。最後までやり切れたのは大きいけど、まだ1日だけだから」と落ち着いた口ぶりだった。
10番で4mほどを沈めてバーディ発進。「最初の微妙な距離が入ってくれたのがすごく良かった」と気持ち良く滑り出し、13番から4連続で獲って加速。14番(パー5)、15番(パー3)と2連続のタップインバーディを決めたが、「15のショートは(ティショットの当たりが)ちょっと薄かったのが寄ってくれた。ラッキーもあった」と振り返る。
アンジュレーションのきついグリーンに加え、午前組でもしっかり風が吹くリンクスコース。「『続けてバーディを獲るぞ!』っていう感覚はそんなになかった。風も強かったし、そんなにガツガツ攻めるシチュエーションにはなかったので、かなり冷静にできていました」というのが本音だ。ピンをデッドに狙うのではなく、ターゲットを広くとって着実にグリーンを捉え、訪れたチャンスを生かしていく。パーオン率は83.33%(15/18)を記録した。
Video: https://youtu.be/7R-dSR0Z3w0