渋野日向子が6戦連続予選落ち危機 天沼プロ「強気のパターで救われることもある」
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女子ゴルフの今季メジャー第4戦「エビアン選手権」初日(27日=日本時間28日、フランス南東部エビアンのエビアンリゾートGC=パー71)、渋野日向子(24=サントリー)は3バーディー、4ボギーと72のラウンドで1オーバー、64位だった。
渋野日向子はここまで日米両ツアーでメジャー大会を含めて5戦連続の予選落ち。左手親指付近を痛めていることからシーズン中は異例となるグリップ変更に取り組んだものの、成果は見られず、今大会もカットラインぎりぎりと苦しい状況。自己ワーストとなる6試合連続の予選落ちが現実味を帯びている。
試合を中継した「WOWOW」で解説を務めた天沼知恵子(48=IMPACT BODY)は不振の渋野日向子について「様子見でやっている。自分の中で不安定なところを感じながらやっているのかな」とした上で「前のイメージがよぎってティーグラウンドで頭の中が騒がしくなって、体にブレーキがかかる」と状態を分析した。
また、9番パー5でバーディーパットを打ち切れず、ショートしたことに「自分のパットではなさそう。強気のパターでやっていけると、逆にパターに救われるところも増えていくじゃないかな」と指摘。渋野日向子と言えば、攻めのパッティングで知られるが、現在は調子が上がっていないこともあり、周囲には弱気に見えるようだ。
Video: https://youtu.be/lYgk-DoxnRA